腎がんなんて俺の人生に何の関係もないと思っていた

平成30年に腎がん(腎臓がん・腎細胞癌)が発覚してから、僕の治療と生活と仕事の記録

退院後の外来、その後

12月9日 月曜日

外来受診にてK先生の診察を受ける。

外来の時はいつも診察前に血液・尿検査をするが、この混雑具合が日によってまちまち。この日はかなり混んでいて、10時15分頃に検査の受付をしたところ血液検査できたのが11時半頃…診察の予約が11時なんだけど、過ぎてるし。僕の場合、甲状腺関係の値を調べるため、検査結果が出るまで1時間~1時間半の時間を必要とするので(通常よりも長くかかる)、結局この日は診察を受けられたのが12時40分位だった。

検査してから診察までの時間が長いことはわかっているので、その間にいつも昼食を取るのだけど、ほぼ毎回病院近くの「どん平」(とんかつ屋)に行く。このどん平はかつて「孤独のグルメ」で取り上げられたことがあるらしく、実は有名店で、とても美味い。箸で切れるほどトロトロに柔らかいとんかつで、ちょっと他で食べたことのない味だ。

話を戻して、診察。体調は概ね変わりないが、体重が増えていることをK先生に告げる。この時点で、ちゃんと測っていないが間違いなく80kgオーバーである。自分なりのベスト体重は68~69㎏くらいで、入院時には74~75㎏ほどだった。なので、退院して3週間ほどで5キロ以上増えている。K先生いわく、やはりステロイド剤のせいで食欲増進・体重増加があるとのこと。そう、退院してからの食欲がすごい。ご飯もお菓子もパクパクと…そりゃ太るわってことなのだが、ステロイド剤の副作用として、食欲増進だけでなく、脂肪沈着も起こるみたいだ。で、その結果、顔が真ん丸くなる「ムーンフェイス」、首から肩・背中上部に脂肪が付く「バッファロー肩」というやつになる。ネーミングが面白いけど、僕の太り方も、典型的な感じだと思った。

入院中、点滴で相当な量のステロイド突っ込んでたからね…(最初は150ccとか)

これについては自分で管理していくしかないが、ステロイドは徐々に減らしていくので、それで収まるはずとのこと。ただ、増えちゃった体重は減らさないとねえ…

それから、入院中も少しあったが、若干の頭痛(本当に少し)が時々あることも伝えた。K先生いわく、薬を切り替えた際に発生することはあるという話。ステロイド剤を減らしていけば、そのことによって副腎が自らホルモンを出すようになるが、そのタイミングによって、頭痛等の症状がでることがある、ということだ。

今週からステロイド剤(プレドニゾロン)は10mgに減薬。1週間後にさらに7.5㎎に減らす。次回外来を2週間後にして、その際に問題なければ5㎎まで減らした上で、年末年始で様子を見てみましょうということである。年明けは1月6日に外来予約しておいて、その際にCT検査も実施、とのこと。

あと、先日そらまめの会に参加したこともK先生に報告。

 

12月23日 月曜日

外来受診。この日は前回ほど混んでいない。

体調、特段の問題はなさそうということで、前回の予告どおりにプレドニゾロンを5㎎に減らし、2週間様子を見ることに。その他、甲状腺の値が若干高めかも、ということでチラーヂンを減量された(50㎎×2錠→75㎎×1錠)。チラーヂンというのは甲状腺が低い場合に服用する薬で、甲状腺低下のために飲んでいたもの。

K先生によると、現在、プレドニゾロンの量としてはオプジーボを再開できるレベルとのこと。ガイドライン的には10㎎以下でOKらしい。次回以降の診察で、さらなる減薬とオプジーボ再開時期を見ていきましょうということだった。

その他、中性脂肪コレステロール値が高いと指摘される。これは明らかに体重増加のせいだ。ステロイドの副作用だけど、自己管理してね、と…これはマジでダイエットしないと