腎がんなんて俺の人生に何の関係もないと思っていた

平成30年に腎がん(腎臓がん・腎細胞癌)が発覚してから、僕の治療と生活と仕事の記録

年が明けて副作用ぶり返す

令和2年1月

年が明けて、気がつけば手術からもう一年が経った。のだけど、いろいろあり過ぎて…濃密な一年というか、こんな濃密さはカンベンしてほしいのだけど、とにかく一年過ぎたな、という感覚である。

 

正月休みも終わった7日頃より、頭痛と筋肉痛が、再びだんだんと強くなってきた。さらに気になるのは、右手の中指の痛みだ。突き指をした後のように曲げにくくなっていて、左手と比べると明らかに腫れている。薬指にも少し痛みがある。かといって、思い返してみても特に突き指をした覚えはない。

同時期に、副作用とは関係がないが、持病の腰痛が悪化し12日の日曜日と翌月曜日は動けず寝込む。もう一歩でぎっくり腰だ。成人の日で三連休だったが、回復しないので火、水と仕事を休む。

仕事を休んだ水曜日、1月15日。腰は痛いがだいぶ良くなってきたものの、それと交代で今度は副作用の方がひどくなってきた。特に筋肉痛が、入院時ほどではないにしろ、強い。頭痛の方も、時々軽く痛むというよりも、継続して痛むようになってきている。明らかに副作用がぶり返してきているなと思い、病院へ連絡して外来受診することになった。

午後になって腰痛がかなり回復していたので、自分で運転して車で病院へ。経験上、腰痛の回復状況は自分でもわかるし、というより、もはや副作用の方が気になるので急ぎ(安全運転で)病院へ。

K先生に副作用が強くなっていることと右手指の痛みについて話したところ、血液検査と尿検査の結果を見る限り、値の上では特段の悪いところはないとのこと。ステロイド剤を減らしていく過程で多少の症状は出ることがあるし、右手指のような症状も起こり得る。ただ、血液検査のEosinoという値、免疫反応を見るためのものらしいが、それが少し高いけれど、異常というほどではないとのこと。副作用で入院した際は20以上あったものが徐々に減り、現在は7.8。ただしステロイド剤の減薬に応じて少しずつ上昇している模様。

とりあえずは様子見ということになって、ただしあまりつらい場合にはステロイド剤(プレドニゾロン)を増やして服用するように、と言われる。現在2.5㎎/日なので、これを5㎎飲むということだ。その分の薬を追加で処方してもらう。

診察後には右手指の症状を調べるためか、追加の血液検査をした。こちらはすぐに結果が出ないということで、次回外来時に詳細を聞くことになる。

その後、二日経ったあたりで頭痛はなくなった。良かった。が、筋肉痛は変わらずである。K先生に言われたプレドニゾロンの増薬は、安易に増やすのもどうかと思い、やり過ごせるレベルならということで、そのままとしている。
さらに二日後、1月19日の日曜日、頭痛は軽いのも含めて収まったままを保っているが、筋肉痛がひどい。ここで思ったのだが、これは筋肉痛ではなくて関節痛という感じか?首の付け根あたりも痛いし、右手指は小指まで曲がらなくなった。さすがにおかしいので、このタイミングでプレドニゾロンを増やして飲んでみる。K先生に言われたとおり、5㎎を服用した。

20日、月曜日。筋肉痛が軽くなっている。右手指の痛みも軽い。もっと早く増薬すべきだったか。我慢しても意味ないな。プレドニゾロンは5㎎のままで、一週間ほど服用。

1月27日、5㎎で服用していたプレドニゾロンを2.5mgを減らしてみた。副作用はあまり変わらず、というよりむしろ指と筋肉痛(関節痛)は少しひどくなっているか?翌日も2.5㎎のまま。

1月29日、右手中指、薬指、小指の関節痛、さらには全体の関節痛がひどい。ここでプレドニゾロン5mgに戻した。安易に減薬するべきではない…

 

どうも、頭痛ではない方で副作用が出てきているみたいだ。次回外来受診を2月3日に予定しているので、その時にK先生に相談して指示を仰ごう。